作品紹介
1940年(昭和15年)5月 『講談倶楽部』掲載
■あらすじ
三河国岡崎藩で、「野牛」と呼ばれる斉藤与茂七と「白い虎」と呼ばれる金吾三郎兵衛。腕はたつも、ともに粗暴で、藩士たちに畏れられる二人。その性格を撓め治すために、江戸にやられていた与茂七が、何年ぶりかで国元にかえってきた。周囲はこの悪童たちを、対決させようとするが……
■登場人物
斎東与茂七……彦根藩士。「野牛」と云われた乱暴者。三郎兵衛からの挑発を何故か避けつづける。
金吾三郎兵衛……金吾家の婿。藩の道場「進武館」の筆頭。「白い虎」と云われる。
金吾五郎左衛門……御具足奉行。三郎兵衛の舅。
松子……五郎左衛門の娘。三郎兵衛の妻。
金五郎……道場の雑用をする少年。
滝川伝吉郎……道場の門人。
仁右衛門……当麻家の家扶。
榊市之進……与茂七の友人。
当麻作左衛門……与茂七の叔父。
■用語集
艶冶……エンヤ・なまめいて美しいこと
半槍……ハンソウ
儕輩……サイハイ・仲間、同輩
驕慢……キョウマン・おごり高ぶって人を見下し、勝手なことをすること
嫉視……シッシ・ねたみ憎む気持ちで見ること。
一徹人……頑固者
出頭……シュットウ・他より抜きん出ること
夭折……ヨウセツ・年が若くて死ぬこと
白皙……ハクセキ・皮膚の色の白いこと
礼日……レイビ
嘉礼……カレイ・めでたい儀式、礼式
■あらすじ
三河国岡崎藩で、「野牛」と呼ばれる斉藤与茂七と「白い虎」と呼ばれる金吾三郎兵衛。腕はたつも、ともに粗暴で、藩士たちに畏れられる二人。その性格を撓め治すために、江戸にやられていた与茂七が、何年ぶりかで国元にかえってきた。周囲はこの悪童たちを、対決させようとするが……
■登場人物
斎東与茂七……彦根藩士。「野牛」と云われた乱暴者。三郎兵衛からの挑発を何故か避けつづける。
金吾三郎兵衛……金吾家の婿。藩の道場「進武館」の筆頭。「白い虎」と云われる。
金吾五郎左衛門……御具足奉行。三郎兵衛の舅。
松子……五郎左衛門の娘。三郎兵衛の妻。
金五郎……道場の雑用をする少年。
滝川伝吉郎……道場の門人。
仁右衛門……当麻家の家扶。
榊市之進……与茂七の友人。
当麻作左衛門……与茂七の叔父。
■用語集
艶冶……エンヤ・なまめいて美しいこと
半槍……ハンソウ
儕輩……サイハイ・仲間、同輩
驕慢……キョウマン・おごり高ぶって人を見下し、勝手なことをすること
嫉視……シッシ・ねたみ憎む気持ちで見ること。
一徹人……頑固者
出頭……シュットウ・他より抜きん出ること
夭折……ヨウセツ・年が若くて死ぬこと
白皙……ハクセキ・皮膚の色の白いこと
礼日……レイビ
嘉礼……カレイ・めでたい儀式、礼式
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