明和絵暦　中

１９３４年(昭和９年)１月～７月　『ニ六新報』
　幕末長編安政三天狗も連載終了したので、新しい朗読連載を開始します。
　また幕末物で、「夜明けの辻」の姉妹編のような物語。
https://www.youtube.com/watch?v=Q9AbUKM73zY


■登場人物
百三久馬……小幡藩の藩士。父親は武右衛門。先殿に直諫して切腹
甲斐又兵衛……百の親友で、妹との婚約が決まっていた。
八千緒……三久馬の妹

青山主膳……御物頭。家老誅殺を計画する。
吉田玄蕃……江戸家老
松原群太夫……江戸邸用人
田沼主殿……側御用
荒木重吉……小幡藩藩士。

山県大弐……反官学派。
東寿……盲目だが、剣の達人。大弐を守る。
富永道夫……大弐の部下。
津田頼母……小幡藩国老
梅叟……崇福寺和尚
竜江……頼母のめかけ
織田信邦……小幡藩現藩主
織田信栄……信邦の父。小幡藩の藩政を狙う
宮田将監……郡奉行
陣屋左次郎……小幡藩藩士
荒木重吉……小幡藩藩士
渡辺荘助……小幡藩藩士
行田鞍馬……小幡藩藩士
桃井久馬……小幡藩藩士
菅屋十郎太……小幡藩藩士
お房……小牧の宿・紙屋の娘
藤井右門……勤皇志士。竹内式部に連座して、処罰される。史上の人物
佐藤源大夫……右京太夫の間者
福島伝蔵……大弐の門人
宮沢準叟……医師
小菊……行田鞍馬の妹
渡辺貞之助……小幡藩藩士
陣屋源四郎……小幡藩藩士
光基……絵師
雛菊……遊女
およね……豊島の芸妓
栖川六弥……三九馬の守り役