作品紹介
文豪菊池寛が描く、みっつの仇討ち。
■登場人物紹介
惟念……元侍。仇討ちにつかれはて、出家する。武太郎
鳥飼八太夫……惟念のかたき。
山村武兵衛……惟念の父
鈴木忠次郎……父親、の敵をうつため、故郷新発田を出発する。
鈴木忠三郎……忠次郎の弟
和田直之進……鈴木兄弟のかたき。ジュンアンなのり、医者となる。
久米幸太郎……四十年の月日をかけて、仇討ちを果たす。新発田藩士
久米盛次郎……幸太郎の弟。
板倉留次郎……久米兄弟の叔父。
滝沢久右ヱ門……久米兄弟の敵
嘉平治……鳥居家の料理番
鈴木源大夫……嘉平治の旧主人
鳥居孫太夫……旗本
おさち……鳥居のつま
佐平……仲間頭
おとよ……鳥居家の召使い
■用語集
雪作務……雪かき
巡香……ジュンコウ・座禅のときに眠けを覚ますための香版(警策)をもって回る役
警策……キョウサク・香版
振鈴……シンレイ・密教の修法で、諸尊を勧請するときなどに金剛鈴を振り鳴らすこと。また、その鈴。
諷経……フギン・声を出して経を読むこと。 特に、禅宗では仏前の勤行をいう。 読経。
夜坐……ヤザ・禅宗で暁天の坐禅に対して、初夜(午後七時から九時まで)の坐禅の称。
安居……アンゴ・一定期間、1か所に集まって集団で修行すること。および、その期間のことを指す。
得度……トクド・在俗者が仏門に入ること
瞋恚……シンイ・十悪の一つ。自分の心に逆らうものを憎み怒ること。
枯淡……コタン・人柄・作品などで、俗っぽさや欲気がなく、あっさりとしている中に深い味わいを感じさせること。
杣……ソマ・木を伐り出す人(林業家)
沙門……シャモン・出家の総称。髪をそり、悪を止め、善を勤める修行者のこと。
隔意……カクイ・その人に対し打ち解けない気持。
了畢……リョウヒツ・おわる
隣単……リンタン・禅宗で、僧堂などでの自分のとなりの座席をいう。また、そこにいる僧。
忌中……キチュウ・故人が冥土(めいど)で旅をする期間のこと
相擁……アイヨウ・ 互いに抱き合う。 抱擁し合う。
極老……ゴクロウ・この上もなく年をとっていること。また、そのさまやその人。極老人。きょくろう。
九天……キュウテン・天界。天の最も高い所。
櫛風沐雨……シップウモクウ・雨や風にさらされて苦労をし、奔走すること。
双頬……ソウキョウ
浩然……コウゼン・水の流れや心などが広くゆったりしているさま。
蹣跚……マンサン・足もとがよろめくさま。
■登場人物紹介
惟念……元侍。仇討ちにつかれはて、出家する。武太郎
鳥飼八太夫……惟念のかたき。
山村武兵衛……惟念の父
鈴木忠次郎……父親、の敵をうつため、故郷新発田を出発する。
鈴木忠三郎……忠次郎の弟
和田直之進……鈴木兄弟のかたき。ジュンアンなのり、医者となる。
久米幸太郎……四十年の月日をかけて、仇討ちを果たす。新発田藩士
久米盛次郎……幸太郎の弟。
板倉留次郎……久米兄弟の叔父。
滝沢久右ヱ門……久米兄弟の敵
嘉平治……鳥居家の料理番
鈴木源大夫……嘉平治の旧主人
鳥居孫太夫……旗本
おさち……鳥居のつま
佐平……仲間頭
おとよ……鳥居家の召使い
■用語集
雪作務……雪かき
巡香……ジュンコウ・座禅のときに眠けを覚ますための香版(警策)をもって回る役
警策……キョウサク・香版
振鈴……シンレイ・密教の修法で、諸尊を勧請するときなどに金剛鈴を振り鳴らすこと。また、その鈴。
諷経……フギン・声を出して経を読むこと。 特に、禅宗では仏前の勤行をいう。 読経。
夜坐……ヤザ・禅宗で暁天の坐禅に対して、初夜(午後七時から九時まで)の坐禅の称。
安居……アンゴ・一定期間、1か所に集まって集団で修行すること。および、その期間のことを指す。
得度……トクド・在俗者が仏門に入ること
瞋恚……シンイ・十悪の一つ。自分の心に逆らうものを憎み怒ること。
枯淡……コタン・人柄・作品などで、俗っぽさや欲気がなく、あっさりとしている中に深い味わいを感じさせること。
杣……ソマ・木を伐り出す人(林業家)
沙門……シャモン・出家の総称。髪をそり、悪を止め、善を勤める修行者のこと。
隔意……カクイ・その人に対し打ち解けない気持。
了畢……リョウヒツ・おわる
隣単……リンタン・禅宗で、僧堂などでの自分のとなりの座席をいう。また、そこにいる僧。
忌中……キチュウ・故人が冥土(めいど)で旅をする期間のこと
相擁……アイヨウ・ 互いに抱き合う。 抱擁し合う。
極老……ゴクロウ・この上もなく年をとっていること。また、そのさまやその人。極老人。きょくろう。
九天……キュウテン・天界。天の最も高い所。
櫛風沐雨……シップウモクウ・雨や風にさらされて苦労をし、奔走すること。
双頬……ソウキョウ
浩然……コウゼン・水の流れや心などが広くゆったりしているさま。
蹣跚……マンサン・足もとがよろめくさま。
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