作品紹介
【小学館の名作文芸朗読】
川の畔の小屋に乞食の親子が引っ越してきた。彼等が起こす火で根元がこげたぶなの木は迷惑し、友人の蝶が立ち寄れないと嘆く。ある時、息子があひるを持ち帰った。殺して食べたい父親と飼いたい息子の意見が割れた結果、一日だけ脚を縛り、川に放しておこうと決める。その日の晩、縄でぐるぐる巻きになったあひるが苦しみもがいてると嵐が襲来。たちまち小屋は吹き飛ばされ、親子は命からがら逃げだすのだった。
川の畔の小屋に乞食の親子が引っ越してきた。彼等が起こす火で根元がこげたぶなの木は迷惑し、友人の蝶が立ち寄れないと嘆く。ある時、息子があひるを持ち帰った。殺して食べたい父親と飼いたい息子の意見が割れた結果、一日だけ脚を縛り、川に放しておこうと決める。その日の晩、縄でぐるぐる巻きになったあひるが苦しみもがいてると嵐が襲来。たちまち小屋は吹き飛ばされ、親子は命からがら逃げだすのだった。
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