作品紹介
【小学館の名作文芸朗読】
ある村で毎晩不思議なことが起こっていた。田んぼから帰り、一家揃って食事をしようとすると、ふいにひどい風が吹き、ランプや蠟燭の火を消してしまう。家中が真っ暗になって大騒ぎをしているうちに、お膳の上にのっていたご馳走がなくなるのだ。天狗の仕業と考えた村の人達は捕まえようとするが、なかなか捕まらない。そんな折、貧乏なくせに酒好きで怠け者の猩々(しょうじょう)爺さんが名案を思いつく。
ある村で毎晩不思議なことが起こっていた。田んぼから帰り、一家揃って食事をしようとすると、ふいにひどい風が吹き、ランプや蠟燭の火を消してしまう。家中が真っ暗になって大騒ぎをしているうちに、お膳の上にのっていたご馳走がなくなるのだ。天狗の仕業と考えた村の人達は捕まえようとするが、なかなか捕まらない。そんな折、貧乏なくせに酒好きで怠け者の猩々(しょうじょう)爺さんが名案を思いつく。
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