憑読怪談　和泉茉那 怪奇蒐集者（コレクター)

怪談、その多彩さは
捲るページの数ほどに…
ジワリと迫る怖い話、身近に起こり得る奇妙な話、
切なくも温かい話、心に留めておきたい話…
怪談の奥深さと可能性を追求する和泉茉那が一話、一話慈しみ語る珠玉の怪談集！

【収録エピソード】
01：案内人・蜃気楼龍玉による和泉茉那ご紹介
02：知人宅で長居をしてしまい家路に着いたのだが、何度時計を見ても同じ時刻をさしており…狐につままれる
03：「あんな子、同じ学年にいたっけ…」こちらを見つめる視線を感じ、その方角に目をやると…同級生
04：帰宅中に通りかかった墓地の前の道。街灯の光にぼんやりと浮かび上がった何者かの影は…帰り道
05：祖母を荼毘に付した日。煙突の先をぼんやりと眺めていると、上空から降りてきたものが…煙影
06：重い雰囲気の漂う隣の空き家。どうしてもその家の中を覗いてみたい欲望に抗えず…興味本位
07：「素晴らしいものを見つけた！」それは神社の木に打ち付けらた一体の藁人形で…触らぬ神に祟りなし
08：自分も恐怖体験をしてみたい…架空の事故現場を装って怪異が起こるのを期待していると…言霊
09：平和学習で訪れたかつての防空壕。寒気を感じたまま帰宅した後、ベッドの足元に現れたのは…忘れてはいけない