霊怪白書 長谷川晏巳 怪奇蒐集者（コレクター)

現役女子大生怪談師あみが
圧倒的表現力で放つ戦慄奇譚！
ベッドの足元でぐねぐねと蠢く黒い影…
脚、腰、胸…　見上げてゆく視線の先に
あるべきものが…ない！
高校時代より怪談師としてのキャリアを積んだ長谷川晏巳が
初単独怪談集として人生のターニングポイントに残した爪痕！

【収録エピソード】
01：案内人・蜃気楼龍玉による長谷川晏巳ご紹介
02：購入したリュックの出品者からの執拗なコメント。それは5分ごとに続きやがて…フリマアプリの女
03：住み始めた事故物件で夜毎聞こえる人が落ちるような音。だがそれとは別にもう一つ違う音が…口論の理由
04：毎日同じ時間に聞こえてくる子供の泣き声。同じくそれを聞いていた隣人の様子が次第に…お隣さん
05：すれちがいざまに一目惚れした女性。つい跡をつけてしまい辿り着いた古びたアパート。そこには…石鹸の香り
06：「人生で初めて心霊体験した！」SNSでそう発信していた男性。やがて見かけるたびに気力が削がれてゆくように…何か
07：突如脈絡もなく溢れ出して止まらない涙。その直後に決まってある知らせが…涙部屋
08：仕事現場で聞かされたある女性の怪奇体験。だが話してくれたはずの男など存在しておらず…チラシ配り
09：なんだかいつもとどこかが違う…誰も入れないはずの部屋に漂う違和感の理由…狙われる女