新島怪談　うえまつそう　怪奇蒐集者（コレクター)

新島出身、地獄先生が語る！
「島の怖い話」と「学校の怪談」

島を出るまでは海に近づかないほうがいい…
　　　…さもないと「死ぬよ」
一日ごとに指折りながら振られる手…
　　　残された最後の1本が折られる時…
現役教師にして怪談師、デザイナー、ミュージシャン…
マルチな分野でアクティブに活躍するうえまつそうが
出身地新島の独自の文化に彩られた怪異と教師ならではのリアルな学校の怪談を蔵出し！

01：案内人・蜃気楼龍玉によるうえまつそうご紹介

第1章　島の怪談
02：独特の風習が残る新島の新盆。墓参りで見かけた半透明の老婆が言ったのは…島のお墓
03：沖合いに何かが跳ねるのを見た内地からの出稼ぎの男性。行きつけの店でそのことを話すと…島の人魚
04：帰省が終わり本土へと戻るその晩、父が打ち明けた話。それは長年続けてきたある儀式についてだった…幽霊とご飯
05：夕暮れの中現れたトンネル。吸い込まれるように入った車の後をついてゆくと…島のトンネル

第2章　学校の怪談
06：毎朝誰よりも早く登校する女子生徒。ある朝いつものように教室のドアを開けると…ドッペルゲンガー
07：修学旅行の夜。会議を終えた教師たちが、次の見回りまでの合間に怪談語りを始めたのだが…十物語
08：普段は使用されない施錠されたトイレ。ある日その中から女性の泣き声が聞こえると…トイレの隙間
09：大学でのハードなキャンプ実習。個別に一夜を明かした後、集合場所に一人遅れて現れた友人は…キャンプ実習