作品紹介
【小学館の名作文芸朗読】
田舎の馬方・甚兵衛の自慢は働き者の黒馬。ある日馬に材木を積んで町へ向かっていると天気が荒れだし、あっというまに周囲が暗くなってしまった。馬を労りながら進んでいると、奇妙な蹄を持った自称・山の小僧が現れる。曰く猟犬にしっぽを噛みちぎられ力が出ないので、馬の腹の中に二月まで住まわせてほしいというのだ。山の小僧を憐れんだ甚兵衛はこの願いを受け入れるのだが……。
田舎の馬方・甚兵衛の自慢は働き者の黒馬。ある日馬に材木を積んで町へ向かっていると天気が荒れだし、あっというまに周囲が暗くなってしまった。馬を労りながら進んでいると、奇妙な蹄を持った自称・山の小僧が現れる。曰く猟犬にしっぽを噛みちぎられ力が出ないので、馬の腹の中に二月まで住まわせてほしいというのだ。山の小僧を憐れんだ甚兵衛はこの願いを受け入れるのだが……。
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