作品紹介
【小学館の名作文芸朗読】
寂しいところの大好きなお姫さまがお供の者を連れて、人里を遠く離れた山の中へ移ることになる。お姫さまはよい声で歌い、琴や笛や笙を鳴らす音楽の名人なので寂しくはないが、お供の者は退屈で仕方ない。朝、小鳥がよい声でさえずると、山はやかましいからと言い出し、今度は誰も住んでいない荒海のほとりへ移る。ある夜、海の上の星影を見たお姫さまは、もっと寂しいところはないかと考えると・・・。
寂しいところの大好きなお姫さまがお供の者を連れて、人里を遠く離れた山の中へ移ることになる。お姫さまはよい声で歌い、琴や笛や笙を鳴らす音楽の名人なので寂しくはないが、お供の者は退屈で仕方ない。朝、小鳥がよい声でさえずると、山はやかましいからと言い出し、今度は誰も住んでいない荒海のほとりへ移る。ある夜、海の上の星影を見たお姫さまは、もっと寂しいところはないかと考えると・・・。
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