作品紹介
石田三成の家臣、大畑祐八郎と田ノ口義兵衛は、関ヶ原の敗戦から三日、追及の手のきびしい関東軍の網の目のように張られた手配りの中を夜も日もなく逃げ回っていた。その神経は野獣の本能よりも鋭く危険をかぎつけることに慣れていた。主君を見失い、行方もわからない。二人は佐和山の城へ入って最後のひと合戦に駆けつけるつもりだった。しかし・・・すでに井伊、脇坂、小早川の軍勢がせめかかり落城していた。
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