思いがけず利他

出版社 ミシマ社

ナレーター市川和也

再生時間 05:06:06

添付資料 あり(2)

出版日 2021/10/25

販売開始日 2023/1/26

トラック数 15

購入音源の倍速版 あり

作品紹介

It's automatic!?

誰かのためになる瞬間は、
いつも偶然に、未来からやってくる。

東京工業大学で「利他プロジェクト」を立ち上げ、
『利他とは何か』『料理と利他』などで
刺激的な議論を展開する筆者、待望の単著!
今、「他者と共にあること」を問うすべての人へ。

自己責任論も、「共感」一辺倒も、さようなら。

**
偽善、負債、支配、利己性……。
利他的になることは、そう簡単ではありません。
しかし、自己責任論が蔓延し、
人間を生産性によって価値づける社会を打破する契機が、
「利他」には含まれていることも確かです。
——「はじめに」より

本書は、「利他」の困難と可能性を考える。
手がかりとなるのは、居心地の悪いケアの場面、
古典落語の不可解な筋書き、「証明できない」数学者の直観、
「自然に沿う」職人仕事の境地、
九鬼周造が追求した「私は私ではなかったかもしれない」という
偶然性の哲学……など。
「利他の主体はどこまでも、受け手の側にあるということです。
この意味において、私たちは利他的なことを行うことができません」 「利他的になるためは、器のような存在になり、与格的主体を取り戻すことが必要」 ——本文より

意思や利害計算や合理性の「そと」で、
私を動かし、喜びを循環させ、人と人とをつなぐものとは?

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