作品紹介
【小学館の名作文芸朗読】
四歳の男の子よっちゃんは毎日、昼寝から眼が覚めると、母親にお菓子をねだっていた。母親は茶箪笥の上にある円い目覚まし時計を指さして、長い針がぐるりと回ったらお菓子をあげると言う。でも、長い針はなかなか早くは動いてくれず、どうしようもない。ある日、大きな地震が起きて、時計は茶箪笥から落ちてしまう。ガラスのなくなった時計を不思議そうに眺めていたよっちゃんは・・・
四歳の男の子よっちゃんは毎日、昼寝から眼が覚めると、母親にお菓子をねだっていた。母親は茶箪笥の上にある円い目覚まし時計を指さして、長い針がぐるりと回ったらお菓子をあげると言う。でも、長い針はなかなか早くは動いてくれず、どうしようもない。ある日、大きな地震が起きて、時計は茶箪笥から落ちてしまう。ガラスのなくなった時計を不思議そうに眺めていたよっちゃんは・・・
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