作品紹介
【小学館の名作文芸朗読】
北の故郷に住む二羽の小鳥が旅に出る。山の彼方の国に来てみると、あたたかく野原は緑色に萌えている。故郷の年取った鳥たちが寂しい野原や風の寒い林が一番いいと思っているのを笑う。さらに人間がたくさんいる危ない里へ飛んでいくと、狭いかごに入れられた仲間を見つける。人間に捕らえられたかごの鳥は、餌や水はあるが自由がなくなり、翼は飛ぶ用がなくなってしまったと嘆く。
北の故郷に住む二羽の小鳥が旅に出る。山の彼方の国に来てみると、あたたかく野原は緑色に萌えている。故郷の年取った鳥たちが寂しい野原や風の寒い林が一番いいと思っているのを笑う。さらに人間がたくさんいる危ない里へ飛んでいくと、狭いかごに入れられた仲間を見つける。人間に捕らえられたかごの鳥は、餌や水はあるが自由がなくなり、翼は飛ぶ用がなくなってしまったと嘆く。
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