作品紹介
【小学館の名作文芸朗読】
三人の娘がお宮参りの帰り、からくり屋台のお爺さんから赤い紙をもらう。この紙に欲しいものを書いて夕方の海に流すと、何でも手に入るというのだ。一人は櫛と指輪、一人はオルガン、ちぢれ毛の娘は、死んだ姉に会わせてと書いて波間に投げる。すると翌朝、二人の希望はかなうが、ちぢれ毛の娘の枕元には赤いとこなつ草が置かれていた。庭に植えると、花弁の中に姉の面影が浮き出てきたのだが・・・。
三人の娘がお宮参りの帰り、からくり屋台のお爺さんから赤い紙をもらう。この紙に欲しいものを書いて夕方の海に流すと、何でも手に入るというのだ。一人は櫛と指輪、一人はオルガン、ちぢれ毛の娘は、死んだ姉に会わせてと書いて波間に投げる。すると翌朝、二人の希望はかなうが、ちぢれ毛の娘の枕元には赤いとこなつ草が置かれていた。庭に植えると、花弁の中に姉の面影が浮き出てきたのだが・・・。
新着作品
週間総合ランキング
読み込み中...