《日本古典への招待》平家物語　第七回　第三講　倫理への殉死、そして治承のクーデターの発端―平重盛　III　重盛と治承のクーデター

◆千葉大学名誉教授・栃木孝惟先生の磨き上げた講義の到達点を収録！

【講義内容】
重盛が世を去って三ヶ月後の治承三年、清盛が突如数千騎の軍兵を率いて洛中に入り、公卿殿上人四十三人の官職を剥奪、関白藤原基房を都から追い、そして後白河法皇を…。
清盛のこの敵対行為は、何故生まれたか。
その要因を伺い、清盛・重盛父子恩愛の様相を見つめる。

【講師】栃木孝惟　とちぎ・よしただ　(千葉大学名誉教授)
東京大学文学部国文学科卒業・同大学院博士課程単位取得満期退学。千葉大学・清泉女子大学教授を歴任。著書に、『軍記と武士の世界』(吉川弘文館)、『軍記物語形成史序説―転換期の歴史意識と文学』(岩波書店) ほか、共編著多数。

※本作はJPカルチャー・オンラインにて映像配信中の同講座をオーディオ化したものです。

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