作品紹介
【小学館の名作文芸朗読】
北の国のすずめが、ある時、鉄砲で撃たれて怪我をする。空腹と苦痛で木の枝にしがみついていると、からすがやって来て、山を越えて西南に行ったところにある温泉に入れば治ると教える。すずめは苦しい旅を続け、ようやく温泉を見つける。そこは食べ物の心配もなく、療治をするうちに健康な体に戻る。里の古巣に帰ろうと温泉に別れを告げるが、「電線」から南の国のことを知り、すずめは旅を続ける。
北の国のすずめが、ある時、鉄砲で撃たれて怪我をする。空腹と苦痛で木の枝にしがみついていると、からすがやって来て、山を越えて西南に行ったところにある温泉に入れば治ると教える。すずめは苦しい旅を続け、ようやく温泉を見つける。そこは食べ物の心配もなく、療治をするうちに健康な体に戻る。里の古巣に帰ろうと温泉に別れを告げるが、「電線」から南の国のことを知り、すずめは旅を続ける。
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