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はじめての大拙――鈴木大拙 自然のままに生きていく一〇八の言葉

著者鈴木大拙,大熊玄/編

出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン

ナレーター白井翔太

再生時間 01:55:36

添付資料 なし

出版日 2019/7/26

販売開始日 2022/7/15

トラック数 7

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

「大拙さんは大地、言葉はそこに根付いて咲く花。」――谷川俊太郎

禅を世界に広めた哲学者・鈴木大拙が
どうしても伝えたかった「禅の本質」を
厳選された言葉から読み解いていく、
今までにない「大拙入門」です。

禅寺での修行を経てアメリカに渡り、
禅を「ZEN」として世界に定着させた功労者、鈴木大拙。
彼の功績は、かのスティーブ・ジョブズが禅に傾倒するきっかけを生んだほか、
直接交友のあったジョン・ケージに多大なる影響を与えました。

本書は、そんな大拙の思想にはじめて触れる人が
その本質を体感できるよう、108の言葉を厳選して編み集めたもの。
「大拙爺さん」の語りに耳を傾けながら「禅」の本質を感じ取る、
いままでにない一冊の誕生です。

◯目次
第一章 自然のままに、自由に生きる
第二章 機械にとらわれず、美と愛に生きる
第三章 知性・言葉とともに、無心に生きる
第四章 苦しみや矛盾のなかを生きていく
第五章 禅の悟りは、いわゆる「宗教」ではない

◯編者・大熊玄さんの「はじめに」より
この本は、はじめて鈴木大拙の言葉にふれる人たちのために編まれました。
どの言葉がどの順番に並べば、大拙の伝えたいことが今を生きる人に届くのか、
いろいろと工夫しながら編みました。そのようにして言葉が選ばれ、
並び替えられるうちに、やがて、いわゆる禅語や仏教用語、あるいは
研究者だけの専門用語はほとんど姿を消して、ふつうの日常的な言葉が残りました。

そもそも、鈴木大拙を知らない人もいらっしゃるでしょう。
でも、べつにその人物を知らなくても、その言葉によって「何か」が伝わり、
読んだ人に大切な「何か」が生まれることもあります。
その「何か」の大切さに比べれば、誰が言ったのかはあまり重要ではありません。
ですから、これまで大拙を知らなかったとしても、とくに問題ありません。
いや、むしろ、「誰が」を知らなかった人のほうが、
その「何か」が生まれるかもしれません。

そもそもこの本は、じつは鈴木大拙という名前に紐づけされた情報の提供を
目的にしていません。鈴木大拙に関して多くの情報を収集したい人は、
他の本を読むことをお勧めしますし、ネットで検索をしてもいいでしょう。
この本は、そうした固有名詞(検索語)に付着した情報を得ることではなく、
一つ一つは短いながらも力のある言葉を伝え、
その言葉たちが指し示す「生きた何か」を掴みとることを目的としています。
もちろん、その結果、鈴木大拙その人に興味をもち、
その著作へと読みすすめるきっかけとなれば、嬉しいかぎりです。

あるいは読者の中には、大拙の著作を読んだことのある人、
それに限らず仏教思想や禅語に親しんでいる人もいるでしょう。
この本は、そうした人にも意味のあるようにと編まれました。
ただし、いわゆる禅語などは登場してきませんから、
そうした硬めで重厚な言葉を期待する読者には、少しもの足りないかもしれません。
しかし、一見して柔らかく軽やかな言葉にも、
よくよく考えると深い意味が隠されています。
大拙は、専門性の高い凝縮された知識をほぐして「ふつうの言葉」で語る達人です。
その一つ一つの言葉が結びつき、全体としてどのような意味が表れるか。
それは、すでに多くを知っている人にも味わい深いはずです。

じっさい大拙自身は、生きた禅者でありながら、
すぐれた仏教研究者でもありましたから、その著作には
多くの固有名詞(文献や人物)や彼独特の哲学用語が出てきます。
ところがこの本では、そうした人名や用語は
ほとんど登場しません(さすがに、二つ三つは残っていますが)。
しかも、大拙がどうしても言いたいことは、表現を変えながら
何度も登場してきますから、いわゆる新しい情報としては、
そんなに量が多いわけではありません。しかし、それでも(それだからこそ)、
大拙がこれだけは伝えたいということがギュウギュウにつまっているはずです。

大拙の語る禅は、決して学問の中にあるのではなく、
まさに日常生活の中に生きているものです。さらに言えば、
大拙の伝えようとしている禅そのものは、大拙の言葉の中にすらなく、
それが印刷された本の中にもありません。
では、なぜ大拙は言葉を語るのか。なぜこの本はあるのか。
そして、なぜこの本の「はじめに」には、わざわざこのようなことが書かれるのか。
その答えを、この一〇八の言葉を通して見出していただければ幸いです。

でも、あまり難しく考えず、そして、大拙について勉強(研究)しようなどとは思わず、
まずは、大拙と対話をしているつもりで読んでみてください。
この本が、読者にとって新しい意味が生みだされる
「対話の場」になることを願っています。

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