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小宮豊隆「知られざる漱石」―弟子達への愛情と「修善寺の大患」後の変化(しみじみ朗読文庫)

出版社 響林社

再生時間 01:41:53

添付資料 なし

出版日 2022/6/18

販売開始日 2022/6/27

トラック数 8

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

夏目漱石の弟子達が、漱石と接した印象、エピソードなどを記した作品は種々あるが、この小宮豊隆の「知られざる漱石」は、極めて身近に接した小宮ならではの交接記となっている。人づきあいが苦手で木曜会への参加を躊躇する小宮に対し参加を慫慂したこと、平塚雷鳥との心中未遂事件(塩原事件)で身の置き場所がなくなった森田草平に社会での活躍の場を与えようとしたこと、小宮と森田が朝日新聞の文芸欄で勝手に気炎を吐いていたことを見守りつつも折りを見て静かに諫めたことなどが、その時の漱石の言葉(書簡)を引用しながら紹介されている。その言葉に、漱石の弟子達を視る視線の温かさがひしひしと感じられる。熊本での教師時代に既に現れていた、国家主義を鼓吹する者たちに対する反骨、批判のエピソードも発掘している。
 他方で、「修善寺の大患」後に、漱石が「則天去私」の心境に変化した際の様子も、その時の漱石の心境を理解できなかったことの反省を込めて回想している。漱石が大患後に書いた『思ひ出す事など』での「人よりは空 語よりも黙 肩に来て人なつかしや赤蜻蛉」との句とも関係する日記の記述を紹介している。明治43年10月末の日記には、「風流の友の逢ひたし。人生だの藝術だの何のかのといふものには逢ひたくなし」「今の余は人の聲よりも禽の聲を好む。女の顏よりも空の色を好む。客よりも花を好む。談笑よりも默想を好む。遊戯よりも読書を好む。願ふ所は閑適にあり。厭ふものは塵事なり」・・・・。 ※朗読音声は、2022年のAI技術に基づく最新合成音声です(男声)。制作:しみじみ朗読文庫

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