作品紹介
★発売1週間で5万部突破のベストセラー!
★「簡潔かつ深淵なこの問いに、明晰かつ核心をついた答えを提示できた著者を、私は二人しか思い浮かべることができない。物理学者のシュレディンガーと、本書の著者ポール・ナースである。瞠目の書。」福岡伸一(『生物と無生物のあいだ』著者)大推薦。
★朝日新聞新聞(2021/5/18)「売れてる本」書評掲載。評者:川端裕人氏(作家)「時代をこえて読みつがれる可能性を秘めた好著と感じた。」
★読売新聞(2021/5/2)書評掲載。評者:小川さやか氏(文化人類学者、立命館大教授)「私のような文系人間も魅了する、生物学・遺伝学への招待状」
★日本経済新聞(2021/5/1)「リーダーの本棚」書評掲載。評者:十倉雅和氏(住友化学会長、経団連会長)「生命やその進化について、著者の人間性も交えながらわかりやすく解説している」
★週刊文春(2021/5/27号)「文春図書館 今週の必読」書評掲載。評者:最相葉月氏(ノンフィクションライター)「分子で生命を読み解こうとした二十世紀的生命観から、細胞を通して理解しようとする新たな生命観へアップデートされる構成になっている」
本書は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した生物学者ポール・ナースが、「生命とは何か」?について、語りかけるようなやさしい文体で答える一冊。
著者が、生物学について真剣に考え始めたきっかけは一羽の蝶だった。12歳か13歳のある春の日、ひらひらと庭の垣根を飛び越えた黄色い蝶の、複雑で、完璧に作られた姿を見て、著者は思った。
生きているっていったいどういうことだろう? 生命って、なんなのだろう
著者は旺盛な好奇心から生物の世界にのめり込み、生物学分野の最前線に立った。本書ではその経験をもとにして、「細胞」「遺伝子」「自然淘汰による進化」「化学としての生命」「情報としての生命」の生物学5つの重要な考え方をとりあげて、生命の仕組みについての、はっきりとした見通しを提示する。
・・・あなたの出発点がどのレベルにあろうと、そう、たとえ科学って苦手だなぁと感じている人も、怖がらないでほしい。この本を読み終えるころには、あなたや私や繊細な黄色い蝶、そしてこの惑星上のすべての生き物が、どのようにつながっているか、より深く理解してもらえるはずだ。私と一緒に、「生命とは何か」という大いなる謎に迫ろうではないか。(本書の「まえがき」より)
◯世界各国の第一人者たちが絶賛!
養老孟司氏(解剖学者、東京大学名誉教授)
生命とは何か。この疑問はだれでも一度は感じたことがあろう。本書は現代生物学の知見を十分に踏まえたうえで、その疑問に答えようとする。現代生物学の入門書、教科書としても使えると思う。
池谷裕二氏(脳研究者、東京大学教授)
著名なノーベル賞学者が初めて著した本。それだけで瞠目すべきだが、初心者から専門家まで読者の間口が広く、期待をはるかに超える充実度だ。誠実にして大胆な生物学譚は、この歴史の中核を担った当事者にしか書けまい。
更科功氏(生物学者、東京大学総合研究博物館研究事業協力者)
近代科学四百年の集大成、時代の向こう側まで色褪せない新しい生命論だ。
ブライアン・コックス(素粒子物理学者 マンチェスター大学教授)
科学でもっとも重要と思われる問いについて、探究心をもって美しく書かれている。複雑で深淵な問題に、真に深い理解を与えてくれる、稀有な機会に恵まれた。現代生物学の入門書として、これまで読んだ中でベストだ。
シッダールタ・ムカジー(ピュリッツァー賞受賞の医学者 、がん研究者 コロンビア大学准教授)
この刺激的で生き生きとした本の中で、ポール・ナース卿(細胞分裂を制御する決定的な遺伝子のいくつかを発見)は、生物学に深く沈潜し、「生命」の5つの本質的な特徴に光をあてている。5つのテーマがすべて驚きと発見にみちていて、いったん読み始めたら止まらない。これから何十年も生物学者にひらめきを与え続けることだろう。
アリス・ロバーツ(人類学者 バーミンガム大学教授)
見事に生物学を俯瞰している。偉大なアイディア、きらめく細部、そして個人的なひらめきが上手くまとまっている。本を読み終えると、生き物の多様性と複雑性と「つながっている」ことに関して、深い驚きの念に打たれる。生物学の最大の難問を扱っていて、私がこれまで読んだ中で、最善の答えが示されている。ポール・ナースは稀有な生き物だ。なにしろ、ノーベル賞を受賞しているだけでなく、科学コミュニケーターとしても超一流なのだから。
大隅典子氏(東北大学副学長・医学系研究科教授)
本書には、科学の本にありがちな写真も模式図も一切無い。それでいて、生命科学の歴史から最先端の知見まで、平易な言葉で語られ、すんなりと入ってくる。
★「簡潔かつ深淵なこの問いに、明晰かつ核心をついた答えを提示できた著者を、私は二人しか思い浮かべることができない。物理学者のシュレディンガーと、本書の著者ポール・ナースである。瞠目の書。」福岡伸一(『生物と無生物のあいだ』著者)大推薦。
★朝日新聞新聞(2021/5/18)「売れてる本」書評掲載。評者:川端裕人氏(作家)「時代をこえて読みつがれる可能性を秘めた好著と感じた。」
★読売新聞(2021/5/2)書評掲載。評者:小川さやか氏(文化人類学者、立命館大教授)「私のような文系人間も魅了する、生物学・遺伝学への招待状」
★日本経済新聞(2021/5/1)「リーダーの本棚」書評掲載。評者:十倉雅和氏(住友化学会長、経団連会長)「生命やその進化について、著者の人間性も交えながらわかりやすく解説している」
★週刊文春(2021/5/27号)「文春図書館 今週の必読」書評掲載。評者:最相葉月氏(ノンフィクションライター)「分子で生命を読み解こうとした二十世紀的生命観から、細胞を通して理解しようとする新たな生命観へアップデートされる構成になっている」
本書は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した生物学者ポール・ナースが、「生命とは何か」?について、語りかけるようなやさしい文体で答える一冊。
著者が、生物学について真剣に考え始めたきっかけは一羽の蝶だった。12歳か13歳のある春の日、ひらひらと庭の垣根を飛び越えた黄色い蝶の、複雑で、完璧に作られた姿を見て、著者は思った。
生きているっていったいどういうことだろう? 生命って、なんなのだろう
著者は旺盛な好奇心から生物の世界にのめり込み、生物学分野の最前線に立った。本書ではその経験をもとにして、「細胞」「遺伝子」「自然淘汰による進化」「化学としての生命」「情報としての生命」の生物学5つの重要な考え方をとりあげて、生命の仕組みについての、はっきりとした見通しを提示する。
・・・あなたの出発点がどのレベルにあろうと、そう、たとえ科学って苦手だなぁと感じている人も、怖がらないでほしい。この本を読み終えるころには、あなたや私や繊細な黄色い蝶、そしてこの惑星上のすべての生き物が、どのようにつながっているか、より深く理解してもらえるはずだ。私と一緒に、「生命とは何か」という大いなる謎に迫ろうではないか。(本書の「まえがき」より)
◯世界各国の第一人者たちが絶賛!
養老孟司氏(解剖学者、東京大学名誉教授)
生命とは何か。この疑問はだれでも一度は感じたことがあろう。本書は現代生物学の知見を十分に踏まえたうえで、その疑問に答えようとする。現代生物学の入門書、教科書としても使えると思う。
池谷裕二氏(脳研究者、東京大学教授)
著名なノーベル賞学者が初めて著した本。それだけで瞠目すべきだが、初心者から専門家まで読者の間口が広く、期待をはるかに超える充実度だ。誠実にして大胆な生物学譚は、この歴史の中核を担った当事者にしか書けまい。
更科功氏(生物学者、東京大学総合研究博物館研究事業協力者)
近代科学四百年の集大成、時代の向こう側まで色褪せない新しい生命論だ。
ブライアン・コックス(素粒子物理学者 マンチェスター大学教授)
科学でもっとも重要と思われる問いについて、探究心をもって美しく書かれている。複雑で深淵な問題に、真に深い理解を与えてくれる、稀有な機会に恵まれた。現代生物学の入門書として、これまで読んだ中でベストだ。
シッダールタ・ムカジー(ピュリッツァー賞受賞の医学者 、がん研究者 コロンビア大学准教授)
この刺激的で生き生きとした本の中で、ポール・ナース卿(細胞分裂を制御する決定的な遺伝子のいくつかを発見)は、生物学に深く沈潜し、「生命」の5つの本質的な特徴に光をあてている。5つのテーマがすべて驚きと発見にみちていて、いったん読み始めたら止まらない。これから何十年も生物学者にひらめきを与え続けることだろう。
アリス・ロバーツ(人類学者 バーミンガム大学教授)
見事に生物学を俯瞰している。偉大なアイディア、きらめく細部、そして個人的なひらめきが上手くまとまっている。本を読み終えると、生き物の多様性と複雑性と「つながっている」ことに関して、深い驚きの念に打たれる。生物学の最大の難問を扱っていて、私がこれまで読んだ中で、最善の答えが示されている。ポール・ナースは稀有な生き物だ。なにしろ、ノーベル賞を受賞しているだけでなく、科学コミュニケーターとしても超一流なのだから。
大隅典子氏(東北大学副学長・医学系研究科教授)
本書には、科学の本にありがちな写真も模式図も一切無い。それでいて、生命科学の歴史から最先端の知見まで、平易な言葉で語られ、すんなりと入ってくる。
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