作品紹介
薬屋の男が辻演説をしている。妻を殺して屍蝋にし、店先に置いてあるという。それを聴いた「私」は・・・。それは、白昼の悪夢であったか、それとも現実の出来事であったか。白昼の男の話は男の夢か「私」の夢か、どこまでが真実でどこからが夢か。気がふれているのは私か男か。乱歩はこの作品を、「自分を純粋推理小説から離れさせた初期の一作だ」と回顧している
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