作品紹介
画家を志すひとりの「サムライ」が、ヒッピーと共に南仏で過ごした10年間の青春の記録。
厳しい気候の中、強いミストラルが吹きすさぶ南仏・セヴェンヌ。この地で25歳から35歳まで過ごした作者が、当時の暮らしを軽快な文章で綴ったエッセイ。がんこでちょっとはにかみ屋なセヴェルノ(セヴェンヌ地方の人)たちとのユニークな交流を、写真を交えて振り返る。
よそゆきではない、素顔のフランスが垣間見える一冊。
「あまり深く考え込まない。財布の中がちょっとあったかくって、まあまあ元気で、お酒が飲めて、ぐちをいうような友達がちょっといて、あまりたいへんでない仕事があって、これでセヴェルノは幸せというのです。冬寒いけど、暖炉にくべるまきがあり、ネコでもひざにだいて夜をすごせれば、ペナール(!)なのです」(本文より)
【著者プロフイール】
なかのけん
本名 中野 献一(なかの・けんいち)
1951年7月21日、東京・立川市生まれ。
1970年桐朋高校卒業。その後パリの国立高等美術学校に5年在籍する。
1985年に帰国。
現在、文化庁登録有形文化財「蔵館」館主。
厳しい気候の中、強いミストラルが吹きすさぶ南仏・セヴェンヌ。この地で25歳から35歳まで過ごした作者が、当時の暮らしを軽快な文章で綴ったエッセイ。がんこでちょっとはにかみ屋なセヴェルノ(セヴェンヌ地方の人)たちとのユニークな交流を、写真を交えて振り返る。
よそゆきではない、素顔のフランスが垣間見える一冊。
「あまり深く考え込まない。財布の中がちょっとあったかくって、まあまあ元気で、お酒が飲めて、ぐちをいうような友達がちょっといて、あまりたいへんでない仕事があって、これでセヴェルノは幸せというのです。冬寒いけど、暖炉にくべるまきがあり、ネコでもひざにだいて夜をすごせれば、ペナール(!)なのです」(本文より)
【著者プロフイール】
なかのけん
本名 中野 献一(なかの・けんいち)
1951年7月21日、東京・立川市生まれ。
1970年桐朋高校卒業。その後パリの国立高等美術学校に5年在籍する。
1985年に帰国。
現在、文化庁登録有形文化財「蔵館」館主。
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