作品紹介
「無頼派」「新戯作派」の破滅型作家を代表する昭和初期の小説家、太宰治による短編小説。初出は「群像」[1947(昭和22)年]。読者と作家との書簡という形式の作品で、読者である青年は、何か物事に感激し奮い立とうとすると、どこからともなくトカトントンという音が聞こえて、虚しい気持ちになってしまう。敗戦後の虚脱感を軽妙に表現した作品である。
新着作品
週間総合ランキング
読み込み中...
audiobook.jpは会員登録(無料)でお楽しみいただけます。
聴き放題プランはいつでも解約できます。
※日本マーケティングリサーチ機構2023年11月調べ
日本語オーディオブック書籍ラインナップ数調査