作品紹介
ありふれた常識とありがちな直感を疑え!
哲学・論理学の問題を使って、
徹底的にロジカルセンスを鍛える最強のテキスト! 改訂文庫版!
【 問題 】
コーヒーを飲むことが健康にいいかどうか、
ある町で調査が行なわれた。
1日1杯以上コーヒーを飲むグループと、
コーヒーを飲まないグループとを10年間調べた結果、
コーヒーを飲むグループのほうが飲まないグループよりも
約2倍の割合で癌になる率が高いことが判明した。
にもかかわらず、調査班は、この調査に基づいて、
「コーヒーは癌を防ぎ、癌になる率を約半分に減らす」
と結論したのである。
そしてそれは学界で正しい推論だと認められた。
どうしてだろうか?
(【 シンプソンのパラドクス 】より)
◆ 著者について
三浦俊彦(みうら・としひこ)
1959年、長野県生まれ。小説家。
東京大学文学部美学芸術学科卒業。
89年、同大学院比較文学比較文化専門課程修了。
東京大学教授。研究分野は、美学、形而上学。
著書に『虚構世界の存在論』(勁草書房)、
『シンクロナイズド・』(岩波書店)、
『本当にわかる論理学』(日本実業出版社)、
『のぞき学原論』(三五館)、『下半身の論理学』(青土社)、
『天才児のための論理思考入門』(河出書房新社)など。
哲学・論理学の問題を使って、
徹底的にロジカルセンスを鍛える最強のテキスト! 改訂文庫版!
【 問題 】
コーヒーを飲むことが健康にいいかどうか、
ある町で調査が行なわれた。
1日1杯以上コーヒーを飲むグループと、
コーヒーを飲まないグループとを10年間調べた結果、
コーヒーを飲むグループのほうが飲まないグループよりも
約2倍の割合で癌になる率が高いことが判明した。
にもかかわらず、調査班は、この調査に基づいて、
「コーヒーは癌を防ぎ、癌になる率を約半分に減らす」
と結論したのである。
そしてそれは学界で正しい推論だと認められた。
どうしてだろうか?
(【 シンプソンのパラドクス 】より)
◆ 著者について
三浦俊彦(みうら・としひこ)
1959年、長野県生まれ。小説家。
東京大学文学部美学芸術学科卒業。
89年、同大学院比較文学比較文化専門課程修了。
東京大学教授。研究分野は、美学、形而上学。
著書に『虚構世界の存在論』(勁草書房)、
『シンクロナイズド・』(岩波書店)、
『本当にわかる論理学』(日本実業出版社)、
『のぞき学原論』(三五館)、『下半身の論理学』(青土社)、
『天才児のための論理思考入門』(河出書房新社)など。
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