作品紹介
匂宮と中君はその発端から波乱含みでした。明石中宮がこの結婚に反対で匂宮はなかなか宇治へ行けません。男の心変わりと受け止めた大君は中君以上に悲観し、絶望のあまり生きる気力を失い、物を食べなくなります。大君の容態の急変に気づいた薫はそのまま宇治に残り、付き添って看病を続けますが、その甲斐なく大君は亡くなってしまいます。大君の透明で凄絶な死が印象的な宇治十帖前半のクライマックスです。
※劇場で配布されたオリジナルテキストもPDFで配信しております。サイトもしくはアプリからダウンロードの上ご利用ください。
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