作品紹介
蓮の花の盛りのころ、六条院で女三宮のための念持仏開眼供養が営まれました。若い盛りで髪を下ろしてしまった女三宮のために、できる限りのことをしてやりたいというのが光源氏の願いであり、紫上もそれに協力しました。秋になって鈴虫の鳴き声を聞きながら女三宮に対する捨て切れない思いを打ち明ける光源氏と、彼女のすれ違いに満ちた関係を八月十五夜の月はどこまでも明るく照らします。折から訪れた若君達と音楽の遊びをくりひろげた光源氏は、さらに冷泉院に呼ばれて、若者たちと共にその邸を訪問。互いに名乗れない父と子として月を眺めて感慨にふけるのでした。
※劇場で配布されたオリジナルテキストもPDFで配信しております。サイトもしくはアプリからダウンロードの上ご利用ください。
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