作品紹介
四年が経過して東宮が即位、明石女御腹の皇子は東宮に立てられ、光源氏はこの一族の繁栄が明石入道の祈願の結果であることを知って、住吉大社に盛大なお礼参りを行いました。帝の姉となった女三宮も位が高くなり、紫上だけが将来への不安を押し隠して、六条院の平和を維持していましたが、その平和もあっけなく崩れる時が来ました。朱雀院の五十賀のために、光源氏が女三宮に琴を教え、その伝授完了を祝って女楽の催しをした翌日、紫上が発病したのです。女楽に参加し、見事な技量を見せた紫上でしたが、緊張の糸が切れたように発病し、治療のために二条院に移ります。
※劇場で配布されたオリジナルテキストもPDFで配信しております。サイトもしくはアプリからダウンロードの上ご利用ください。
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