作品紹介
"織田信長を本能寺の変で討った明智光秀の娘である細川ガラシャ夫人の激動の生涯を、国民的作家の吉川英治が描きます。織田信長の勧めにより細川忠興の妻として幸せが生活を送っていたところ、本能寺の変が起こり、織田方につくことを決している夫の忠興の苦渋の決断により、山の尼院へと身を隠します。しかし、反逆人の娘として周囲の視線は冷たく、つらい日々を送りますが、やがて天下人となった豊臣秀吉がその境遇に深く同情し、その媒酌により、再び忠興のもとに戻ってきました。「反逆人の娘」ながら命を長らえさせたものはキリスト教への信仰でした。
ガラシャは後に、石田三成が人質に取ろうとしたのを拒否し、自害して果てました。享年38。
ガラシャは後に、石田三成が人質に取ろうとしたのを拒否し、自害して果てました。享年38。
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