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『嘘の効用』『小知恵に捉われた現代法律学』―末弘厳太郎法学随筆選(ニ)
出版社 響林社
ナレーター響林せいじ(高性能合成音声)
再生時間 02:02:13
添付資料 なし
出版日 2014/7/1
販売開始日 2014/10/4
トラック数 6
購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)
作品紹介
法学者として著名な末弘厳太郎の古典的名随筆して知られる「嘘の効用」。一般に子供の時から「嘘」はいけないと教えられているが、法律の運用において「嘘」はしばしば生じる。法治主義において法律の運用は「公平」を担保することが必要ではあるが、他方で杓子定規な運用も嫌われる。法律は人間のためにあるものであり、人間の思想や需要から乖離してはならない。そこをつなぐのが「嘘」である場合が少なくない。
実社会の事情、健全な感覚との乖離を防ぐための陪審制度の重要性や判例法を題材とした学問が重要であることを一貫して強調している。大正デモクラシーが旺盛な時期の講演を元にまとめられたもので、現在読んでも古さを感じさせない。
実社会の事情、健全な感覚との乖離を防ぐための陪審制度の重要性や判例法を題材とした学問が重要であることを一貫して強調している。大正デモクラシーが旺盛な時期の講演を元にまとめられたもので、現在読んでも古さを感じさせない。
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