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太宰治自伝1-「思い出」「わが半生を語る」他
出版社 響林社
ナレーター響林せいじ(高性能合成音声)
再生時間 02:03:14
添付資料 なし
出版日 2014/4/8
販売開始日 2014/7/13
トラック数 8
購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)
作品紹介
太宰治の自伝随筆のうちから3点を収録。「思い出」は、昭和7年、太宰二十四歳の時の作品で、第一創作集の『晩年』の冒頭に収録されています。生い立ちから小学校、中学校に進学した頃までの回想が中心となっていて、叔母や兄弟、学校仲間との交流、実家のまだ10代の若い女中への淡い思いを描いています。そこには後年の苦悩の雰囲気はなく、太宰の青春小説的な色彩があります。「五所川原」は可愛がってくれた叔母との幼年時代を回想する短いエッセイ。「わが半生を語る」は、太宰が自殺した39歳の時の全般的回想。最後の「39歳なのに自信がない」「妻子を養ってゆくのはむしろ悲惨」などの記述は、その直後の心中を予感させるものがあります。
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