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【新版】夏目漱石の回想録「思い出す事など」
出版社 響林社
ナレーター響林せいじ(高性能合成音声)
再生時間 03:22:13
添付資料 なし
出版日 2014/4/8
販売開始日 2014/5/11
トラック数 9
購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)
作品紹介
1910年(明治43年)、大吐血を起こして生死の間を彷徨い、一時は危篤状態に陥った「修善寺の大患」の経過や当時の心境を振り返ってしみじみ綴った有名な随筆。
「病人は彼等のもたらす一点の好意によって、急に生きて来る・・・。本当に嬉しかった、本当にありがたかった、尊かったと、生涯に何度思えるか、勘定すれば幾何もない。たとい純潔でなくても、自分に活力を添えた当時のこの感情を、余はそのまま長く余の心臓の真中に保存したいと願っている」「ことに病気になって仰向けに寝てからは、絶えず美しい雲と空が胸に描かれた」などと綴る。大患を境に「則天去私」の境地に達したといわれている。
「病人は彼等のもたらす一点の好意によって、急に生きて来る・・・。本当に嬉しかった、本当にありがたかった、尊かったと、生涯に何度思えるか、勘定すれば幾何もない。たとい純潔でなくても、自分に活力を添えた当時のこの感情を、余はそのまま長く余の心臓の真中に保存したいと願っている」「ことに病気になって仰向けに寝てからは、絶えず美しい雲と空が胸に描かれた」などと綴る。大患を境に「則天去私」の境地に達したといわれている。
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