作品紹介
平家追討に大功を成した義経を、頼朝は警戒し遠ざけるようになり、ついには鎌倉から刺客を差し向け夜討ちをかけ、さらにみずから率いて大軍を発動させる。義経は頼朝との戦いを避けて西国落ちを決意するが、大物ノ浦から出航した途端に大嵐のため難船し、摂津に押し戻されてしまう。そして鎌倉方の追捕から逃れるため吉野山中に逃げ入り、ここから亡命の旅が始まる。その後半。
【収録章】土佐房昌俊/きのうのかれと見えぬかれ/堀川夜討/二度の黄瀬川/泣き焚火/立つ鳥の跡/告別/前途の冬/ふたり妻/今は昔 ― 淀の夜がたり/大物ノ浦/首猟人/背水/くだける結晶/藻屑狩り/瞑々離々/牛の背の御方/天王寺待ち/吉野入り
【収録章】土佐房昌俊/きのうのかれと見えぬかれ/堀川夜討/二度の黄瀬川/泣き焚火/立つ鳥の跡/告別/前途の冬/ふたり妻/今は昔 ― 淀の夜がたり/大物ノ浦/首猟人/背水/くだける結晶/藻屑狩り/瞑々離々/牛の背の御方/天王寺待ち/吉野入り
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