作品紹介
屋島合戦でもっとも有名な、那須余一(与一)が扇の的を射る場面からこの巻は始まる。援軍を加え強大化してゆく陸上の追討軍に対して不利と見た海上の平家軍は、最後の望みを長門国の彦島とりでに託して西へ西へと向かう。また、平家内部では教経をはじめとした主戦派と、ひそかに和平を図る時忠との対立が深まっていた。その後半。
【収録章】旧縁/風前千燈/似もし給わず/手引の約/彦島とりで/船所歌/逆櫓/上ノ関を出る/満珠・干珠/黄門知盛/黒い月/鬼曲/かたみ送り/御身隠しの事/女房の柵/筑紫の紅白/死出の伽羅焚き/のろし/悲風の将座/みかどと蟹
【収録章】旧縁/風前千燈/似もし給わず/手引の約/彦島とりで/船所歌/逆櫓/上ノ関を出る/満珠・干珠/黄門知盛/黒い月/鬼曲/かたみ送り/御身隠しの事/女房の柵/筑紫の紅白/死出の伽羅焚き/のろし/悲風の将座/みかどと蟹
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