源氏物語(六) 末摘花(すえつむはな)

ナレーター岡崎弥保

再生時間 01:07:13

出版社 パンローリング

販売開始日 2013/2/9

図表 なし

チャプター数 3

倍速版 なし

作品紹介

与謝野晶子による現代語訳を朗読しオーディオ化しました。

多様な人物たちの織り成す複雑な心理描写を、分かりやすく情感豊かに読み上げました。
またそれぞれの帖の冒頭では翻訳者の与謝野晶子が、その帖の内容を一首の歌にして見事に表現しています。

源氏物語は、紫式部によって書かれた全五十四帖から成る長編小説。

期間にして74年、四代の天皇の御代に渡る壮大な物語であり、
その文章の構成や美しさ、人物の心理描写の面などからも、
日本の文学史上最古にして最高傑作とも言われています。

源氏物語 第六帖 末摘花(すえつむはな)

源氏は夕顔のことが忘れられずにいた。思いをよせる藤壺の宮とも
ままならず、正妻「葵の上」との関係も相変わらずぎくしゃくしていた。

そうありながらも、源氏は懲りもせずにあのような恋人を見つけたいと
聞き耳を立てていた。

そんな折、大輔の命婦という女房から亡き常陸宮の姫君の噂を耳にした。
好奇心を抱いた源氏は、親友の頭中将と競い合って求愛した末に、
姫君との逢瀬を果たす。しかし無口で覚束ない姫君の対応に源氏は困惑した。

ある日、雪明りの中で姫君の容貌を見た源氏は、あまりの醜さに驚嘆した。
その鼻は、末摘花のように長く赤い鼻であった。
容姿の醜さに加えて、世間知らずな言動の数々を不憫に思った源氏は、
見捨てられないという気持ちもあって、一生の生活の面倒を見ることを決心した。
一方、二条院の若紫は、日ごとに成長し美しさを増していった。

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