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小林英夫 日本人のアジア観の変遷の著者【講演CD:日本人のアジア観の変遷にみるアジアとの付き合い方】

出版社 暦日会、パワーレクチャー

再生時間 01:14:47

添付資料 なし

販売開始日 2012/12/3

トラック数 3

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

小林氏は歴史学者で経済学者。
専門は東アジア経済論や植民地経済史の研究だ。

講演では日本とアジアとの関係の変化、アジア地域に対する日本人の認識の変化を踏まえて解説。

時期は明治から現代までと、戦後は1945年の終戦から90年前後とそれ以降に分ける。

地域は日本周辺の中国、韓国、台湾など東アジア地域を中心に論じた。

これらの地域が日本と有史以来の付き合いをした国・地域であるとし「この地域は最近、日本にとって重要な位置づけになっている」との認識である。

ただ、日本の領土である尖閣諸島や竹島を巡り中国や韓国が不当に領海侵犯の攻勢をかけているが、小林氏は「領土問題などキナ臭い話だがお互いもっと議論する必要がある」と提案した。

特に中国、インドを含むこれら新興地域が「世界経済を引っ張っている」うえに、国際政治の面でも発言力を増しているだけに、議論の必要性を力説する。

明治から終戦までの期間に日本は植民地帝国主義となり「アジアを踏み台にして発展してきた」と分析。

それが終戦から数年間はインドなど南アジアに関心を示し、さらに50年代半ばからは日本の関心が東南アジアに向かい、日本がアジアのリーダー的存在になる経緯も解説。

90年代以降になると日本はバブル崩壊により「失われた20年」を経験。

この間、韓国や台湾、インドはIT政策に力を入れ競争力を強めた。

インターネットの普及などで情報が瞬時に世界に広まるグローバル化の中では正しい情報の発信が重要と説いた。

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