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添谷芳秀 日本の「ミドルパワー」外交―戦後日本の選択と構想の著者【講演CD:揺れる東アジア情勢と日本の国益~安定した地域秩序をどう創出するか~】

出版社 暦日会、パワーレクチャー

再生時間 01:13:56

添付資料 なし

販売開始日 2012/7/16

トラック数 3

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

添谷氏は東アジアの政治、安全保障、日本外交などが専門でこの地域の動静について鋭く分析し論評しています。

講演では今日の国際情勢は90年代以降「過渡期で流動的」との時代認識を示し、その上で冷戦後の世界、米中関係、朝鮮半島問題そして日本の役割について論じた。

米ソの冷戦構造は90年代以降一応終焉したが、これに伴い北朝鮮が核開発に進むなど東南アジアが不安定化した。

ただ、東南アジア諸国では多国間協調の動きが出てきたと分析。

米中関係では中国の台頭が大きく影響している。

冷戦終結で米国や国際社会にとって最大の課題は中国を封じ込めるか、国際社会に組み込むかの選択であったという。

米中は国際問題の解決に当たって重要な国であると同時に「米中は異質な国」でもある。

中国の台頭でG2(米中)論が出てくる中で「相容れない潮流が出ている」と指摘する。

潮流の1つは米中衝突の再燃懸念であり、他の1つは中国を国際秩序に組み入れようとする流れである。

特に中国が経済発展の自信を背景に「自ら好む国際システムをつくる」ことへの警戒感は強いとみる。

朝鮮半島問題は「極めて流動的」との認識を示す。

北朝鮮では「軍が今の金正恩体制が一番いいとみているので不安定要因をはらみながらも現体制が当分続くだろう」と見通す。

韓国は日本の反中国戦略に組み込まれることを嫌っており、これが「日韓安全保障協力がうまくいかない理由でもある」とした。

またASEAN+3に豪州、ニュージーランド、インドを加えた東南アジアサミットが日本にとって有利と分析した。

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