作品紹介
道徳とは何か。論語の教義から導く正義の真髄。
天命とは人生に対する絶対的な力である――
商業は自己の利益を追求するものであり、道徳とは相容れないものとされてきた。
渋沢は世に蔓延る風潮を全くの誤解であると言い、
商業と道徳は真に合体するものであるとする「道徳経済合一説」を唱えた。
渋沢の実業哲学の根幹は天命論にある。天命は広く社会に尽くすことを求める。
それは人間としての本分であり、踏み行うべき道理である。
渋沢は、利益追求そのものを否定しているのではない。
たとえ私欲の事業であっても、道理に従い社会的視野を持って仕事に従事するならば、
事業は必ず公利公益へとつながり、それは本分としての道徳の実行となる。
人間の本分に従う限り、商業と道徳は本来ともに手をとって発展していくものである。
今日、商業道徳への意識が再び薄らぎつつある。道徳不在の経済は、
いつか必ず社会を破壊する。そうなる前に、我々は渋沢の実業哲学から学び、
日本社会に生きるものとしての本分を見つめなおす必要がある。
※本商品は『渋沢栄一 徳育と実業 錬金に流されず』
[国書刊行会刊 渋沢栄一著 ISBN:978-4-336-05312-1 1,890円(税込)] をオーディオ化したものです。(C)Eichi Shibusawa
天命とは人生に対する絶対的な力である――
商業は自己の利益を追求するものであり、道徳とは相容れないものとされてきた。
渋沢は世に蔓延る風潮を全くの誤解であると言い、
商業と道徳は真に合体するものであるとする「道徳経済合一説」を唱えた。
渋沢の実業哲学の根幹は天命論にある。天命は広く社会に尽くすことを求める。
それは人間としての本分であり、踏み行うべき道理である。
渋沢は、利益追求そのものを否定しているのではない。
たとえ私欲の事業であっても、道理に従い社会的視野を持って仕事に従事するならば、
事業は必ず公利公益へとつながり、それは本分としての道徳の実行となる。
人間の本分に従う限り、商業と道徳は本来ともに手をとって発展していくものである。
今日、商業道徳への意識が再び薄らぎつつある。道徳不在の経済は、
いつか必ず社会を破壊する。そうなる前に、我々は渋沢の実業哲学から学び、
日本社会に生きるものとしての本分を見つめなおす必要がある。
※本商品は『渋沢栄一 徳育と実業 錬金に流されず』
[国書刊行会刊 渋沢栄一著 ISBN:978-4-336-05312-1 1,890円(税込)] をオーディオ化したものです。(C)Eichi Shibusawa
ジャンル
- 自己啓発 > 自己啓発・成功哲学(日本)
- 自己啓発 > 生き方・人生論
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