作品紹介
■あらすじ
人が嫌いで、昼間は決して外に出ない妙な男。
いつものように夜の町を歩いていると、前から歩いてきたのは大きな電信柱。
彼もまた、きまって夜に散歩をする。
二人は意気投合し、さっそく一緒に歩き出す。
ところが、妙な男は電信柱に向かって、おまえは背が高いから話しづらいと言い出した。
そこで困った電信柱が町の屋根に乗せてやると、妙な男はいい景色だとおお喜び。
しかし妙な男、電信柱には恐ろしい電気が流れると聞いて、きけんきけんと騒ぎ出す。
ちょうどそのとき、東の空には夜明けの光りが…
電信柱には怖くて触れない妙な男。下に降りることができなくて泣き出した。
そしてとうとう朝の人々に見つかった。
おかしな場所に立つ電信柱も、屋根の上で泣く妙な男も、通る人々みんなに笑われた。
それからは、妙な男は夜も外には出なくなった。電信柱も夜の散歩をやめてしまった。
人が嫌いで、昼間は決して外に出ない妙な男。
いつものように夜の町を歩いていると、前から歩いてきたのは大きな電信柱。
彼もまた、きまって夜に散歩をする。
二人は意気投合し、さっそく一緒に歩き出す。
ところが、妙な男は電信柱に向かって、おまえは背が高いから話しづらいと言い出した。
そこで困った電信柱が町の屋根に乗せてやると、妙な男はいい景色だとおお喜び。
しかし妙な男、電信柱には恐ろしい電気が流れると聞いて、きけんきけんと騒ぎ出す。
ちょうどそのとき、東の空には夜明けの光りが…
電信柱には怖くて触れない妙な男。下に降りることができなくて泣き出した。
そしてとうとう朝の人々に見つかった。
おかしな場所に立つ電信柱も、屋根の上で泣く妙な男も、通る人々みんなに笑われた。
それからは、妙な男は夜も外には出なくなった。電信柱も夜の散歩をやめてしまった。
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