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佐藤賢 習近平時代の中国―一党支配体制は続くのかの著者【講演CD:習近平時代の中国 ~ ポスト胡錦涛の内政と日米中関係 ~】

著者佐藤賢

出版社 暦日会、パワーレクチャー

再生時間 01:16:16

添付資料 なし

販売開始日 2011/12/19

トラック数 3

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

佐藤氏は今年3月まで中国に勤務し中国の政治・経済・安全保障などを取材、それを踏まえて習近平時代を解説し予測した。
<講演要旨>

2008年12月に重要発言があった。

「中国の執政地位は永遠ではない」と言うもの。

これは中国共産党は永遠に不滅であるということを否定したもので、胡錦涛国家主席の発言だ。

2012年の共産党大会で胡錦涛総書記が退き習近平国家副主席が総書記に就く。

13年には国家主席になり、順調にいけば12年から22年までは習近平時代が続くと言える。

22~32年がポスト習近平時代に入り、この間に一党体制が見直され共産党一党支配が崩れるとの見方も中国の識者の中にはある。

昨年12月にノーベル平和賞を受けた劉暁波氏に聞いたところ、利用者が5億人に達するインターネットが民主化運動を後押ししており、大衆からの民主化の動きと共産党指導部からの民主化の2つの動きが考えられるという。

その場合、基本的人権が政治体制の問題になると見ていた。

それにしても中国の腐敗は深刻だ。
幼稚園でも病院でも賄賂が横行している。

こうした負の一方で資産としての中国の経済力が最大のカギだ。

2020年頃にはGDPがアメリカを抜いて世界1になり米中が逆転する見通しにある。

習近平時代の外交は国際協調路線をとりながら時に強硬姿勢に転じるだろう。

国際摩擦を恐れず権益を守るとの見方が多い。
中国が今後、国際協調路線に進むと見るのは間違い。
なぜなら中国は「核心的利益」を最優先に考えているからだ。

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