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志方俊之 図解 こんなに凄かった自衛隊の著者【講演CD:東日本大震災で大活躍した自衛隊員の卓越した行動力と真心】

出版社 暦日会、パワーレクチャー

再生時間 01:16:28

添付資料 なし

販売開始日 2011/10/31

トラック数 3

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

自衛隊出身の志方俊之氏は自衛隊の実情に精通し今回も被災地に足を運んで自衛隊員の救援活動を目の当たりにしている。

今回の東日本大震災で自衛隊は具体的にどういう活動をしたのか。

志方氏によると、人命救助が約2万人、遺体の収容60%、物資の運搬約1万2千トン、医療チームの運搬、水や燃料供給など初動段階から大きな役割を果たした。

さらに瓦礫の撤去、破壊した橋の建設、福島原発事故への対応などなど、自衛隊員の心を込めた果敢な行動は被災地のみならず全国民の感動を呼び起こした。

今回の自衛隊活動の特徴は自衛隊として初めて陸海空一体による統合任務部隊を設置して対応したことだという。

また予備自衛官を用意し、さらに弁護士、看護師など特殊技能者の輸送体制をいち早く確立したことも見逃せないという。

米軍の協力による日米友達作戦もよく機能し、中でも通信の活用が大きかったとした。

さらに原発事故対応では防衛大臣直轄部隊を編成し放射能測量などに活躍。

自衛隊の組織力が今回は遺憾なく発揮された形だが「長年の努力が国民に認められた」と評した。

今回の大震災で示された日本人の「凄さ」についても触れ、被災者の我慢強さ、互助の精神などを挙げ、こうした国民性が海外からの共感を呼び、20カ国による支援部隊の派遣など国際支援を受けたものとみる。

一方、志方氏はわが国の危機管理の甘さも指摘し、法体系、日常訓練、組織力の強化、さらに危機管理基本法の制定や現場への権限委譲の必要を力説した。

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