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聴き放題対象

音の歳時記 - チンギス・ハーン -

ナレーター木村勝英

再生時間 00:14:45

添付資料 なし

聴き放題配信開始日 2024/9/15

トラック数 1

購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)

作品紹介

音の歳時記 2月 - チンギス・ハーン - モンゴルの大英雄チンギス・ハーンはモンゴル帝国の創建者。 幼名はテムジン、1188年ごろ部族間の争いが絶えなかったモンゴル部族を統率した。その後1206年にチンギス・ハーンの称号を受け、全モンゴル支配者として即位した。 最初は100万人に過ぎないモンゴル騎馬軍は周辺諸国を討伐。中国、中央アジア、イランなど次々に征服した。その後トルコ人とアラブ人をはじめとして征服した国の人々を軍隊に加え、さらに膨れ上がって行った。世界人口の半数以上を統治する人類史上最大規模のモンゴル帝国の基盤を築き上げたチンギス・ハーン。その戦いは子孫にも受け継がれヨーロッパの奥まで遠征領土を広めて行ったという。 今回の「音の歳時記」は私が音楽と音響構成で参加した作家の開高健企画「チンギス・ハーンの陵墓を探せ」というドキュメンタリー特別番組で収録した音源を紹介します。 1987年6月、私はモンゴル大草原に暮らす遊牧民の音を収録するためNAGRAというテープレコーダーを担いで出かけた。 当時は中国からモンゴルまで有視界飛行でした。離陸後に目視で位置を判断してレーダーに頼らないで飛行する。もちろん視界が悪いと欠航となる。運よく私は天候に恵まれた。 北京から3,4時間のフライトでウランバートル空港に無事到着した。その足でホテルに向かうとモンゴル人のコーディネーターであるチョローンさんが待っていてくれた。この先、私をサポートしてくれる人です。日本語を少し話せる。ホテルで夕食をとりながら今後の取材の打合せを簡単にして解散した。 翌朝、7時にウランバートルから四輪駆動のジープで出発。凸凹道を船が荒海をうねって進むように、身体が飛ばされながら尻が椅子に着くなり身体が宙に跳ね返されるの繰り返しが9時間もつづき、やっと目的地に着いたのは夕方4時過ぎであった。 車から降りて大平原に立ち、360度パーンしながら見渡すと遥か彼方まで緑の地平線が続いている。 あの凸凹道の印象は何処かにフェードアウトしていた。 先発していたロケ隊の演出、坂野晧氏はじめ馴染みのスタッフと合流。坂野氏は開高さんの「モンゴル大紀行」や「巨大魚を追って」のスペシャル番組を以前に演出をしていた。私の尊敬するジャーナリストであり、映像作家である。その晩は安全と成功を祈り、馬乳酒とジンギスカン鍋で祝った。 広大なモンゴル大草原を舞台に出演する500人強の兵士と200数十頭の馬の参加が用意された。この番組にモンゴル政府が力を入れて協力してくれた。音の構成はチンギス・ハーンが率いるモンゴル騎馬軍のユーラシア大陸横断のキャラバンをイメージしたものです。それに戦いの遠征で最もかかせないのは食料の補給。それを補う為にたくさんの家畜類。また兵隊達の予備のウマ。それらを世話する者たち。それに家畜の乳しぼりやバターを作る、兵士の家族でもある女性や子供も戦場に同行したと言います。 大草原に響き渡る騎馬軍。 モンゴル部族は世界で最も優れた馬上の戦いを得意とされていた。 馬上の兵士は片手に身を守る鉄製の「盾」、もう片手には太い剣を振り上げ、一方では円盤型のあぶみは足元を安定させ突き走る馬の背からどの方向にも矢をすばやく放つ騎馬軍の戦い。 圧倒的な機動力を誇る騎馬兵。わずかな睡眠と食料で戦い続ける不死身の兵士たち。 戦いが勝利すると、兵士たちは馬を自由に操りながら喜びの声を上げる。その声の響きは左右に遠くに近くに移動して大平原に臨場感で溢れます。 騎馬軍は勝利の歌を唄い、列を成して新しい本陣へと前進して行きます。そのあとに家畜の羊やヤギ、牛、ヤク、らくだの順で続きます。町の人口以上の膨大な騎馬軍の計り知れない数々。 チンギス・ハーンは遠く東ヨーロッパまで侵攻している。陸地が続く限り、地の果てまで征服するという、こうしてチンギス・ハーンは不敗神話をつくりあげたという。

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# タイトル 再生時間
1 音の歳時記 - チンギス・ハーン - 00:14:45

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