作品紹介
音の歳時記 12月 -大嘗祭・やまとうたー 23分10秒 「春日大社の楽人が奏でる透き通った雅楽の演奏です」。 ◆いじょうし「意調子」。 舞楽の曲、舞を舞う前に演奏する曲。 演奏は篳篥(ひちりき)です。 ◆にわび「かがり火」 祭場で焚くかがり火。 神楽は、にわびを焚いて夜間に行われ、神を招くとともに、灯りも必要であった。御神楽の序曲でもある。 演奏は笛の音です。 ◆あずまあそびのするがうた「東遊駿河歌」 雅楽の一種目。「東」は東国、「遊」は音楽。 東国駿河の宇戸浜で行われていたのが後に朝廷の大儀に取り入れられた。 歌舞の長い組曲の一部、こわだし「音出」のところ。 演奏はこま笛です。 ◆あさくら「朝倉」 神学の中でも名曲中の名曲と言われ、御神楽が真夜中から始まり、朝方近くにあわせて終わるという朝倉の曲。 演奏は篳篥です。 ◆こまらんじょう「高麗乱声」 雅楽の高麗舞の登場音楽として奏される。カノン風に追いかけて吹くので、乱れた音に聞こえる。そのため乱声の名になった。 演奏はこま笛です。 ◆しんがくらんじょう「新楽乱声」 雅楽を演奏する際、最初に舞台を清めるために行われる曲。 儀式的要素のもの。 演奏は竜笛です ◆やまとまい「大和舞」。倭舞、和舞とも書きます。 大和地方の風俗舞に起源を持ち日本固有の楽舞であり 即位式や鎮魂祭で奏でます。 このとき歌われる歌を大和歌といい。伴奏に笏(しゃく)調子、和琴(わごん)、竜笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)が奏でます。途中の一部を紹介します。 春日祭で行われる一子相伝の曲として大変貴重な楽舞です。
トラック
| # | タイトル | 再生時間 |
|---|---|---|
| 1 | 音の歳時記 -大嘗祭・やまとうたー | 00:23:11 |
