聴き放題対象
音の歳時記 -船旅-
ナレーター木村勝英
再生時間 00:15:34
添付資料 なし
聴き放題配信開始日 2024/9/10
トラック数 1
購入音源の倍速版 なし(アプリでの倍速再生は可能です)
作品紹介
今回は旅客船に乗って、船上から海岸に打ち寄せる「波の音を見る」船旅です。海岸に打ち寄せる波の音は、同じ海岸でも昼や夜、風の日や凪ぎの日など、状況に応じて刻々と変化してきます。 大型のタンカーが行き交い、大ふ頭に錨をおろして停泊しているコンテナ船、大桟橋に横付けされている大型クルーズ船やクイーンエリザベス号、見るとまるでビルがそびえ立っているかのように圧倒されてしまいます。ここは出入港する国際貿易港を想定した港。 船の汽笛やコンビナートの雰囲気が湾内に響き渡ります。 乗船する客船の出航合図のドラです。桟橋がつり上げられ船体は少しずつ離岸します。湾内を静かに走り大海原への旅の始まりです。 最初に目にしたのは、大波が切り立った断崖に砕け散る情景。 次に、長く続く砂浜、寄せる波と引く波が静かに重なり合う情景。 次に、玉砂利が穏やかに弦の上を転がりながら奏でる情景。 次に、海流と共にハンモックに乗って揺られながら時間(とき)を過ごす情景。 続いて目的の寄港地に到着です。 漁船、巡行船、遊覧船、遊漁船、プレジャーボートなどが出入港する日本の馴染み深い港の音風景です。船のエンジンや汽笛の音色は懐かしさを呼びさまします。 船の出航合図で西に進路をとり、再び大海原へ。 次に、サンゴのかけらが寄せる波と引いていく波とシンクロして一緒に転がる情景。 次に、飛び跳ねるさざ波は柔らかい風と二重唱になって楽しんでいる情景。 次に、無人島の静かな波が透き通る砂に吸い込まれ、砂面を波の手が一気に通り過ぎる情景。 この無人島の南の島、マングローブの森からやって来た鳥たちが帰途につく客船を見送った。
チャプター
# | タイトル | 再生時間 |
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1 | 音の歳時記 -船旅- | 00:15:34 |