本物のおとな論 人生を豊かにする作法

ナレーター西村不二人

再生時間 04:18:41

出版社 海竜社

出版日 2016/9/8

販売開始日 2021/9/11

図表 なし

チャプター数 15

倍速版 あり

作品紹介

あるとき、雑談をしていた仲間のひとりが、
〝このごろ、大人がすくなくなってきたのではないでしょうか〟と言ったことばにつよい印象を受けた。
たしかに、そういう気がする。それから、ときどき、
この問題を考えるようになった。
なんのかんのと言うけれど、世の中、
すこしずつ良くなっている。教育も普及して、
高等教育を受ける人がおびただしく増加した。
めでたいことずくめのようなのに、いつまでも
一人前の人間にならない大きなこどもがふえた。
それは当り前である。学校は、
生活を停止して知識を教えるところで、
何年、学校にいても生活経験はすこしもふえない。
大人は生活経験によってみがき上げられるものだから、
学校を出た人が生活に欠けるのはむしろ当然。
いつまでもこども的である。
大人になれない。

それに家庭が豊かになった。
こどもがすくなく、ひとりっ子がふえる。
子だくさんの家庭で、もまれるようにして育つ子は、
早く大人になることができるが、
〝ハコ入りこども〟よろしく大事に育てられたのでは、
そもそも、生活がないのである。
いつまでたっても大人になることが難しい。
かつては、若いうちに大人になることができたけれども、
いまは、そうはいかない。
心ある人は中年になりかけるところで大人になろうとする。
大人の年齢がそれだけ高くなったということもできるが、
長生きできるようになったのだから、
大人の年齢が高くなっても、心配することはないかもしれない。

問題は、中年になっても大人になれない人たちが
すくなくないことである。
大きなこどものまま老年を迎えればどういうことになるか。
一部ではそれが現実になっている。
決してよい高齢者だとは言え得ない。
手おくれになる前に、大人になる努力を
はじめなくてはならないが、多くがうっかりしている。
(「はじめに」より)

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